ジュエリーワンダーラスト

エシカルジュエリーブランドの立ち上げ準備の記録と海外暮らしについて。

目黒川沿いのスタバはたぶん一生入れない

現在日本では桜が満開なようで、家族や友人から送られてくる桜の写真を見ては羨ましくなる今日この頃。日本に住んでいた時さえ、海外出張が被ったりして春や秋を逃すことはままあった。出張期間は大体2週間から1か月程度だからひと季節丸々逃す、というのは言いすぎなのだが、桜の開花や紅葉の時期を逃してしまうと、感覚としては春や秋を全て逃してしまった、という気持ちにどうしてもなるものだ。その点、夏や冬は長いので良い。

 

さて、本日私はここに宣言する。

 

宝石鑑別の資格を取る、と。

 

GIAのGradudate Gemologist Diploma取得のため、オンラインコースを始めたのだ。日本語では「宝石鑑定士 資格」と検索すると出てくる。

 

決められたコースを受講しテストに合格すると、晴れてグラジュエイト・ジェモロジスト(Graduate Gemologist、以下GG)を名乗れるようになる。

 

これまで(主に費用面から)、資格を取るべきかうだうだと悩んできたが、長期的な目標を再度確認して、自分には資格取得が必須であると判断しついに申し込んだ。といっても、まずは基本のDiamond Essentialsに申し込んだだけだ。GGになるためには以下の通り、5つのオンラインコースと3つのラボクラスを修了する必要がある。

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GIA 2022 Education Catalogより

一気にすべて申し込むのではなく、まずは基本となるDiamond EssentialsとColored Stone Essentialsをパスし、その後残るコースを修了したのち、ラボクラスへ参加をする。オンラインコースではあるが、3つのラボクラスも必須である。これらラボクラスを修了するためには、世界6都市に存在するGIAキャンパスのどれかに約2週間ほど通う必要がある。

 

ちなみに、かつては日本にもGIAのキャンパスがあり日本語で勉強できたようだが、残念ながらすでに撤退済みである。まあ現存していたとしても、費用の面から私は英語のオンラインコース+ラボクラス一択だった。前の記事に書いた通り、ラボクラスはバンコクがいいなと思っている。タイ料理食べたい。トラと触れ合いたい。

jewellerywanderlust.hatenablog.jp

オンラインコースは自分のペースで勉強できるため、本気でやれば最短半年で取得することも可能だと聞いた。しかし大体の人は2年位かけて取得するらしい。私は専業で取り組むつもりなので、ひとまず半年目標で勉強を進めるつもりだ。

 

好きなことを勉強するというのは本当にわくわくする。ブランド立ち上げで進捗が一進一退する中、勉強は確実に結果が目に見えるので精神衛生上もよろしい。

 

最後に、GIAよ、君に言いたいことがある。

 

コース申し込み方法が分かり辛すぎる。

 

コースに申し込むためには、まずGIA自体にアプライし申請を受け、承認されてアカウントを取得する。そうして初めてポータルサイトへのアクセス権を得て各コースの申し込み&登録に進むのだが、これが死ぬほど分かりづらい。今ここに書いていても、自分が何を言っているのかよく分からない。

手ごたえのないままコースの登録や費用の支払いしているので、最後の最後に「実はきちんと登録できていませんでした。資格はなしです」みたいなことが起こるのではないかと内心びくびくしている。

世界最大級の宝石学研究・教育機関を謳っているのだから、ウェブサイト整理に使える財源や人材くらいあるだろう。頼むからケチらないでサイト運営にも使ってくれ。以上。