私が通っていたイギリスの大学院には、年に一度希望する生徒を募ってアフリカの1国を訪れる「スタディ・ビジット」があった。私の年はガーナで、私はもちろん参加した。それまで訪れたことのあったアフリカの国は、観光で行ったモロッコだけだったので、初めてのきちんとしたアフリカ訪問だった。
続きを読むぼくたちベアベアーズ
子どものころから、なんでも見た目で決めがちな子だった。
中身や実用性そっちのけで、見た目が好きなものに飛びついてしまう。小学生の時に親の反対を押し切って買ってもらったオレンジの自転車は、スタイリッシュではあったが、結局かごがガタついて乗らなくなってしまった。その後も「見た目ではなく中身で選びなさい」という親の忠告もむなしく、買い物でしばしば失敗していた。
続きを読むダーウィンの進化論
映画が好きだ。一時期仕事にしたくらいには好きだ。
私が映画好きになったのには、小学生のころからほぼ毎週みていた金曜ロードショーが大きく影響している(今もほぼ毎週観ている)。
『ジュマンジ』、『マスク』、『アダムス・ファミリー』、ジャッキー・チェンの映画など、私を映画好きにした作品は数あれど、外せないのが『インディ・ジョーンズ』シリーズだ。
続きを読むみーちゃんとケイちゃんとしもざわ先生
いつもジュエリーブランド立ち上げに関係あるのかないのか、イマイチ分からない話を書いているが、今回はそれに輪をかけて、ジュエリーにもビジネス立ち上げにも関係ない話だ。なぜなら私の小中学校時代の話だから。
私は普通の公立小学校と中学校に通っていた。学区内の子どもが皆通うので、もちろん色々な家庭環境の子が同じ教室で学ぶ。障がいのある子だって、当然いる。
続きを読む大体、うっせぇわって思ってる。
ごちゃごちゃ言われるのが苦手である。
そもそも得意な人もいないだろう。しかし、たいていの人は他人からごちゃごちゃ言われたことに対して、「私も悪かったかも」とか、「次は言われないようにしよう」とか、少しは思ったりするかもしれない。
続きを読む「本への書き込み」と和解しようか
本を読むとき線は引く派か?私は引かない。
教科書でも書き込みを躊躇していたくらい、私は本を汚したくない派だ。
なぜならそれは、私にとって「本=文学」だから。触れてきた本の大半が小説や物語であり、実用書や参考書にはなじみが薄い。だから本にマーカーで線を引いたり、文字を書き込んだりというのは、学校でならまだしも、自分で買った本に行うことはない。
続きを読む砂糖は入っていませんでした
実は本業が別にある。副業OKなので問題はない。
100%ブランド立ち上げ準備に集中できればいいが、そうするだけの金銭的余裕もないし、なにより実は、二足の草鞋のほうが精神衛生上良いということに気が付いた。
イギリスの大学院に通っていた時に、教授が「僕は働きながら、パートタイムで8年かけて博士号を取ったんだ」と話していて、「えー!よく働きながら取れましたね!」と驚いたが、教授の答えは「いや、むしろそのほうがよかった。フルタイムだったら気が狂っていたよ」と言っていて、「あ、まさにこれだ」と思った。
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